DaniのKBB Baja Prog日記
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出発日3/2
(日本)
到着日3/2
(現地1日目)
3/3
(現地2日目)
3/4
(現地3日目)
3/5
(本番日)
3/6
(現地5日目)
3/7
(現地出発日)
3/8
(帰着)


3/6(現地5日目)

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10:00 朝ごはん


さてさて、さすがにみんな
ちょっと疲れた顔でロビーに集合。
そうしたら、菅野さんのお母さん達がロビーにみえていたので、
みんなで一緒に食べることにする。

よく見ると、菅野さん、ちゃんとおそろいのズボンはいてる。


さて、ここ数日同じものばっかり食べてきた朝食もこの日で最後。

何か違うものを、と思ってオムレツを作ってもらった。
色々並んでいる材料を、自分で好きなようにカップにいれて渡すと作ってくれるのだが、
調子に乗って緑の唐辛子(日本人の目にはシシトウにみえるから、そんなに辛そうではない)を
入れてみたら、これがメチャクチャ辛くて、最凶オムレツになってしまった。

さてさて、ごはんも終わって、各自お部屋で荷物のパッキング。
今日の夜中にはバタバタと出発する可能性が高いので、ここでなるべく荷造りをすませておく。

そんなこんなしていると、ホテル会場、最終日のステージの演奏が聞こえてきた。
なんだかよくわからない音だなぁ、どんなバンドだろう?バンドにしてはパンチがないし・・・

変なの〜、と思って、部屋の中でしばらく聞いていて、
不思議に思ったのでちょっと様子を見に行く。

おお、なんとスティック奏者一人のソロパフォーマンスだった!
(初日にバンドで演奏していたOXYGEN8にも参加していた人)
実際に見ながら聞くと、「うわ、一人でこれだけの事やっているんだ!」と驚きながら見入ってしまった。
ディレイなどを駆使して、スティックとエフェクターだけでリズム、ベース、コード、メロディーを
同時に演奏していた。

さてさて、この日はこちらのホテル会場でもKBBメンバー4人揃って、CDの即売会状態。
昨日の本番でかなりいろんな評判がたったみたいで、かなりのペースでCDも売れ、
あっという間に完売。


日差しの良い会場でパチリ。
こんな感じの短パン・リゾート姿のおじさんがふらりと、
CDを買ってくれたりして、「地元の人かな?」とか思っていると、実は超有名ミュージシャンだったりして
びっくりする。増田さんはさすがで、スグに気づいてくれるので、メンバーみんな大助かり。
さすがに、ANEKDOTENのメンバーとかが芝生でひなたぼっこしていたりすると目立つので
判るんだけど、周囲みんなプログレTシャツを着たファンとミュージシャンがごちゃごちゃで、
このフレンドリーさがこのフェスティバルの良いところなのかも。

ちなみに会場にいるアジア人、というか日本人は我々だけなので、非常に目立つ。
どこにいても「あ、KBBの人たちだ」と判るので、すぐいろんな人につかまる。


MEXICALIビールのキャンペーンガール達と一緒に記念撮影。
さて、誰が一番スケベな顔をしているでしょうか?

CDも(ホテルに持ってきた分は)完売したので、
ホール会場へみんなで移動。

15:30 会場へ


増田さんとTsuboyさんはCD販売ブースで色々と作業をしている。
今日は最終日ということで、レーベル同士の情報交換などで増田さんは結構忙しいらしい。

HITOSHIさんと菅野さんが到着するまで、僕はヒマなので会場の周りをぶらぶらと。

気持ちよさそうにお昼寝中の犬。人が近づいても全然気にしないで寝ている。


公衆電話とよくわからない看板。なんだコリャ?



消火栓がちょっとかっこいいなぁ。

なんて感じでウロウロしていると、HITOSHIさんと菅野さんが到着。
17:00 一緒にちょっと近所に買い物に

歩いて300mほどのところに、こんなスーパーを発見。

入ってみると、実は日本で言う百円均一の店だった。
(実際には11メキシコドル=110円ぐらいのお店)
品物もだいぶ日本の感じと似ているが、こちらならではのものも色々あって楽しい。

1リットル入りのバニラエッセンス。もちろん110円。
こんなに何に使うんだよ〜?

一般家庭だったら10年たっても使い切れないぞ。

それとも、メキシコにはこんな大量にバニラエッセンスを使う料理があるのかな?

そんなこんなで、各自ちょっとずつおみやげなどを購入。

そして、さらに隣のスーパーに突撃。


こっちは、日常品を売っているところで、相変わらず何でもでかすぎて、
買って帰れるようなものがなさそうだったので早々に退散。

さてさて、Tsuboyさん達も待っているし、そろそろ戻ろう。

もう良い時間。日も落ちてきた。

さて、会場に戻ると、Tsuboyさん達もお腹がすいたと言うことだったが、
会場内のサンドウィッチなどが売り切れらしく、
菅野さんと一緒に買い出しに出かける。

18:30 こんどは食べ物の買い出し


完全に日も暮れて夜になってます。

先ほど行った方向とは逆に行くと、実はでっかいショッピングセンターがあった。

ハジメからこっちに来れば良かったね。

もしかして来年に行くバンドさん用に地図を載せておこう・・・。

会場周辺図


さて、そこのショッピングセンターで、
メキシカンフードと、なぜか中華のテイクアウト(なぜか中華の店だらけ)を買って会場に戻る。

もうだいぶ食べてしまった後だが、こんな感じ。
上の2つはメキシカン。左はブリトーのランチセット。
ブリトーはなかなかスパイシーで、現地の安いゴハン気分で面白かった。

右はメキシカンライス(要はピラフだ)のランチ。

手前2つは中華。
ブロッコリーとシーフードのあんかけ炒め(なかなかおいしかった)、
チャーハン、中華オムレツなど。まあ、地元ならではのメシ、というわけではないが
そこそこ無難な味で、お腹の空いてたみんなには、量もあってよかったかも。

先ほど買い出しから帰ってきた頃は、ちょうどこの日の2バンド目、
イタリアの ARTI E MESTIERIのステージ真っ最中。

なんと言ってもドラムのキリコの演奏がものすごい。
「兄貴は俺だ!俺に着いてこい!」
という雰囲気バリバリの、マッチョなプレイスタイル。
本当に見た目もマッチョ。毎日ジムで100Kgのバーベルを持ち上げてそうな体格。

Tsuboyさんは、演奏を見ながら、「ああ、シルベスタスタローンがドラム叩いてるよ」
などと言ってるし・・・。

演奏も堂々としていて、曲もなかなか雰囲気たっぷり。
今回、僕が見たバンドでは一番面白かったかな。

ちなみにバイオリンの人の弦が途中で切れて、この人も張り替えていたが、
Tsuboyさんみたいにウケることは全くなく、ただ張り替えただけで終わってしまったみたい。

そして、3バンド目はIQ。
フェルナンドに誘われて、MEXICALIビール関係者用の2階にあるVIP席で観戦。
映像や照明のスタッフも用意していて、ショーとしてはよく練られたものだった。
私は疲れが来ててちょっとダウン気味でしたが・・・。

さて、このバンドも終わり、とうとうフェスティバル終了!

祭りのあと。
ステージではぼちぼち片づけしている。

Baja Progは、増田さんの話によると、ここ数年でどんどん規模を広げていて、
事実上、今年は世界最大のプログレイベントになったようだ。
イベントの進行も、微妙にメキシコ独特のラテンなノリもあるけれど、
全体としてはすごくしっかりコントロールされていて、
完成度の高いイベントになっていると思った。

何よりも、みんな人々がフレンドリーで、和気藹々としていて、
すごく楽しいというのが大きな印象でした。


MEXICALIにいる間、いっぱいお世話になったフェルナンドと。
帰国後も、彼からはメールが来ます。

最後に、お疲れ様でしたパーティーがあると言うことで、
初日と同様、主催のアルフォンソ宅へ。

到着すると、初日のパーティの倍近くの人数で、盛大にパーティーが始まっていた。

(ちょっと白飛びしてて見づらいが)
左側:メキシカンライス
中央:鶏肉のソース煮。このソースがまた独特で、どうも、話しを聞くところによると、
   いろんなスパイスと共に、チョコレートも入っているらしい。確かにちょっと甘い。
   現地の人は、「モーレ」(MOLEという綴りらしい)と言っていた。
   (たぶん、「MOLE」はこの系統のソース一般のこと?と思うのだが・・はて?)
右側:英語で説明してくれたのだが、「カクタスサラダ」と言っていた。と言うことは、
   ウチワサボテン(NOPALES)を煮たサラダなのかな?食感は茎わかめのサラダに似ている。
   確かに、良く噛むと、ちょっと鼻に抜ける青い香りがあって、その香りの特徴は
   テキーラの香りと似ている感じがする。サボテンというか竜舌蘭かも?
   (テキーラと一緒に食べたらきっとウマいよ!)


なんと、お寿司が用意されていた。ウチらに気を利かせたのか?そんなわけないか?
でも、さすがに周りの人も日本=寿司というのは知っているらしく、
「日本人だろ?寿司はどうだ?」と何度か勧められる。

ので、興味本位で食べてみる。

チーズとスモークサーモンの入ったカリフォルニア巻き、
という内容でした。他のも、基本的に入っている魚類はスモークサーモンとか、
かにのかまぼこ程度で、なるほど、という感じ。
面白いのは、醤油も付いてるけど、ドレッシングも付いているところ。
お米のサラダの感覚なんだろうな。

向こうの人はさすがにわさびは嫌いみたい。

Tsuboyさんは「ガリ」が嫌いらしく、同じく「ガリ」は変な味だという
メキシコ人と盛り上がっていた。

(Photo by Tsuboy's Camera)
こちらは今回のバイオリン3人組。
こんなきれいなお姉さんと一緒に、あれやこれやと、「エフェクターの話」で
盛り上がっていた様子。アレ?

菅野さんが、どうしてもARTI E MESTIERIのドラマー、キリコ氏と写真が撮りたい!
ということで、会場内を探す。
筋肉ムキムキのキリコ氏なので、さすがに菅野さんも一人じゃ怖いのか?なんて。

で、話しかけてみると、とってもフレンドリーな人でした。

とってもうれしそうな菅野さん。
逆三角形ってこういう事なのね、という見本みたいなキリコ氏、体脂肪何%ぐらい?

夜中、いつまでもパーティーは続きそうだったが、
ウチらはもうすぐ出発しないといけないので、
フェルナンドにお別れを言い、みんなでたっぷりHUGしてから25:30ごろにはパーティー会場を後にした。

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