Daniの2009ヨーロッパツアー日記 KBB&interpose+

関連Link->KBB interpose+ GouveiaArtRock MAMfest D-Sound POSEIDON

出発前
4/23 日本出発〜マドリッド到着

4/24 マドリッドMAM観戦
4/25 マドリッドMAM-interpose+出演
4/26 マドリッド観光
4/27 マドリッド→リスボン移動日
4/28 リスボン滞在
4/29 リスボン→ポルト移動日
4/30 ポルト観光->Gouveia移動
5/1 Gouveia GAR-1日目観戦
5/2 ポルトガル・GAR-KBB出演
5/3 ポルトガル・壷井氏ソロ出演
5/4 ポルトガル→チェコ移動日
5/5 プラハ-KBBライブ-----ThisPage
5/6 ブルノ-KBBライブ
5/7 チェコ出発→日本へ
5/8 日本帰着予定



さあ、チェコの朝だー。

今回手配されてるこの宿は、プラハの中心から車で15分程の
小さなペンション、という感じです。
ところが朝起きて、宿の朝食場所に入ってみると、
そこはなんと、「ロックBAR」でした(笑)。

壁にはいろんなアーティストの写真。
(ピンクフロイドのメンバーがココで飲んでいるらしき写真も)
宿のおっちゃんはどう見てもロックオヤジ、
壁掛けの大きなTVにはマーカスミラーのライブが流れてます。

たぶん主催の知り合い関係なのかも。

本来、朝食は9時まで。
ところが昨晩「ライブから帰ってくると遅いだろ?10時過ぎまでに食ってくれればいいさ」
みたいな話があったのです。
なるほど、「ロックオヤジの宿!」→ミュージシャンに優しい対応をしてくれた理由が判明。


朝ゴハンは、結構充実。ただし肉だらけ(笑)。

食べ終わって、ネットでいろいろしていたら、
やっとメンバーが起きて来た感じなので、

先に地下鉄に乗って市街に出発!

いきなり観光地中心に行くのではなく、
中央駅で降りて、徐々に中心地へ攻める作戦。
その方が何となく街の様子が掴めそうだし。

駅についたら、

カジノが駅構内にあった。でもだれもやってない。


駅の近くのバス停の注意事項。絵がチェコアニメだっ!

さて、

また高いところに登ってしまった。ここは火薬塔。

ヨーロッパの街に来ると、ついつい高いところに登ってしまう。
俯瞰で街を見ると、屋根の色とか味もあるし、
街のだいたいの方角と距離感がわかる。
あと狭い階段も楽しい。

この後市庁舎の塔にも登ったし。
「お登りさん」だね。


interpose+のあるがさんおすすめのレストラン発見。
食べたかったのだが、いかんせん、高すぎる!
HPにのってるメニューはそうでもない感じはしたんだけど、
店頭に出ているメニューだと高かった。

周りの相場から考えると軽く倍なので、
あきらめて観光に戻ることに。残念。

中心部の教会をいくつか見たり、
市庁舎に登ったり、からくり時計を観たりして
遊んでいると、他メンバーが中心部近辺の駅についたと連絡が。

ところが皆さんこの中心の広場がわからず迷走。
プラハは建物が高いので、教会とかの目印が死角になって難しい。

その後、やっと合流したので、お昼ごはん。
メインストリートから少し裏側の道へ入って、
チェコの伝統メニューがあって、
まあまあ安そうなお店を見つけて入ってみる。

テーブルには、ケチャップやウスターソースの他に、
なんかよくわからない調味料が・・・

パンにつけて味見すると、醤油?
ウウーン、味と香りは醤油だー!
でも、日本とかアジアの表示はないぞ。
ラベルを見ると1923年からの伝統製品っぽいし、
どうもチェコで作っているっぽい。
材料の中は、大豆が書いてある。
もしかして、チェコには普通に醤油があるのかも?

さてゴハン。

左は前菜盛合せ。主にハム系と、アスピック。
右はチェコ伝統肉料理の盛り合わせ。
代表料理を一気に味見しようと、
高橋氏と二人でシェアリングメニューとして注文。

おー、普通にうまい。そしてなぜか鳥肉の煮込みはチャーシューぽい味が(笑)。
ラーメンに乗ってても違和感ないね、と頷く日本人4人。

そして、赤白で付いてるザワークラウトが、甘い。もちろん酸っぱい(笑)。
何だろうこの甘さは?ドイツのザワークラウトにはない感じ。


さてゴハン終わったらちょっと川沿いまで歩いて(あの、モルダウ川です)、
地下鉄に乗って宿に戻り、会場へ出発。

市街が渋滞していてちょっと焦ったけど、
まあ良い時間に会場に着いた

こんな感じの入り口。アルファベット圏だと、こういう看板の作り方があるのね。
横に張ってある針金に、穴の空いたアルファベットを通してある。


会場の中は煉瓦でできた、倉庫のような場所。
そこを改造して、ライブの出来るスペースにしてある。
みたところ、演劇やミュージカル、その他の目的でも使えるような施設で、
音響照明設備も多目的対応みたい。

そして時々、地下鉄の音がガタゴトと。
高円寺の某ライブハウスを思い出す。

リハーサルでは、低音の回り込みやPAさんの方向性で若干苦労したものの、
まあ何とかなるかな?という感じまで追い込んでリハ終了。
主催の人が、近くのレストランを予約してくれているらしいので
本番まで1時間ぐらいしかないけど慌てて食べに行く。


本番前なので量が少なめそう、とセレクトしたウサギ!
何も知らないで食べると、鶏肉です(笑)。
ただ、もも肉なのに胸肉っぽいさっぱり加減なのがウサギかなぁ。

付け合わせの物体は、小麦粉とジャガイモを練って、
茹でた「Bramborove knedliky(ジャガイモのクネドリーキ)」。
大きめに作ったニョッキ、と考えると近い。
結構重い食感。もちもち。グニグニ。
早速、高橋氏により「きんつば」と命名される(笑)。

このクネドリーキ、小麦粉で作って発酵させたタイプもあって、
それはパンのようにフワフワしています。


さあ、戻るとすぐ本番。
小さい会場で、まあそんなにお客さんが多いわけでは無かったのですが
良い反応を頂き感謝。
ツアー2回目の演奏と言うこともあり、変な緊張もほぐれたのか
なかなか良いステージだったと思います。


対バンのMCH Band。
昨年来日したときは、シンプルな編成のアレンジに、
トロンボーン奏者が前でブワッーと吹く、
みたいな印象だったのですが、そのトロンボーンさんがいなくなって、
代わりにDJ(というかシンセ音全般)みたいな人が加わってました。

地下の会場で残響が多い感じと、そのDJさんの作る音色がマッチして、
カラフルな演奏になっていて、来日時より面白いステージに感じました。

ライブ終了後は、会場のお向かいの商店で飲み物を確保して宿へ。
プラハ市街部は夜23時ぐらいでも、こういうお店があるみたい。

宿で、みんなと軽く乾杯して就寝。
明日はブルノに遠征です。


====================本日の観光写真コーナー====================


プラハの中央駅。歴史ある建物でここだけキレイ(笑)。あとはわりとキタナイ駅だ。


火薬塔内部のステンドグラス。色遣いがちょっと独特。くすんだ鮮やかさ。


火薬塔の上からLensbabyで。


広場近くの聖ミクラーシュ教会内部。
ボヘミアングラス仕様のシェンデリア。
お向かいのティーン教会‎は規模も大きく素敵だったが、内部撮影禁止でした。


市庁舎の天文時計。
毎時の時報で、いろんな機械仕掛けの人形が動きます。


市庁舎内部の扉。


市庁舎の塔に登る円形エレベーター。
宇宙に飛んでいきそうです。
僕は当然、外周のぐるぐる通路を足で登る。


市庁舎の天文時計前のレストラン。
ここあたりでKBBメンバーと合流のハズだったのですが。。。(笑)
電話で
壷井「教会の近くの広場に着いたよ!工事中だね!」
Dani「えっ?工事してませんよ。真ん中に大きな青い銅像あります?」
壷井「ないよ?テントがあっておみやげ屋さんがいっぱいだけど?」
Dani「テントなんか無いですよ〜」
・・・・違う広場のようですね。。。


プラハの地下鉄は結構深い。長い長いエスカレーター。
そしてエスカレーターが猛スピード!慣れないと、乗り降りするときに「おっとっと」となる。




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