Daniの2009ヨーロッパツアー日記 KBB&interpose+

関連Link->KBB interpose+ GouveiaArtRock MAMfest D-Sound POSEIDON

出発前
4/23 日本出発〜マドリッド到着

4/24 マドリッドMAM観戦
4/25 マドリッドMAM-interpose+出演
4/26 マドリッド観光
4/27 マドリッド→リスボン移動日-----ThisPage
4/28 リスボン滞在
4/29 リスボン→ポルト移動日
4/30 ポルト観光->Gouveia移動
5/1 Gouveia GAR-1日目観戦
5/2 ポルトガル・GAR-KBB出演
5/3 ポルトガル・壷井氏ソロ出演
5/4 ポルトガル→チェコ移動日
5/5 プラハ-KBBライブ
5/6 ブルノ-KBBライブ
5/7 チェコ出発→日本へ
5/8 日本帰着予定



今日はinterpose+組は日本へ帰路出発。
それより2時間ほど早く、僕はポルトガルのリスボンへフライトです。


マドリッドバラハス空港の新ターミナル、T4は新しくてとてもキレイ。
まずは空港で腹ごしらえ。ちっちゃい、生ハムとスペインオムレツのサンドに、カフェコンレイテ。
次の準備でポルトガル語の挨拶とかを練習しだした僕は、
この辺りでイタリア語とスペイン語とポルトガル語が大混乱。

「ウノ・カフェコンレイテ・ポルファボーレ」「グラツィエ」とか
とっさにしゃべると3つの国の言葉がぐちゃぐちゃに出てしまう。
ああややこしい。


ポルトガルへは、スペインの格安航空、vuelingで。
スーツケース1個10Euroとか、VISAで決済すると7Euroとかこまめに手数料がかかるが
リスボンまで5000円ぐらいとすごく安い。


ポップな黄色がイメージカラー。まるでマドリッドの新ターミナル内部は
このvuelingのためにあるような色遣い。
そして、機内サービスは飲み物1つでも全て有料。値段は高くはない。
運賃がその分安いから、こういう割り切りも良い感じ。座席は狭いけど。
(+3Euroの「ちょっと広いシート」で普通の国際線シートぐらい。)

1時間チョットでリスボン到着。バスで市の中心部へ出て宿に荷物を預け、観光!

わーい坂の街(笑)。
交通量が多く、ちょっとごみごみした中心部だけど、楽しい街。


まず坂の上のお店でお昼ゴハン。
ポルトガル伝統の、ケール(青汁のあれ。チリメンキャベツっぽい)が入ったポタージュと
バカリャウ・ア・ブラシュ(干しダラとポテトの卵とじ)
いきなり正当派伝統料理。ここは眺めは良いが、風が通ってちょっと寒かった。


しばらく街を散策して宿にチェックイン。
ポルトガル在住の日本人が経営するお菓子屋さんの宿。

こちら伝統のカステラ。「パォン・デ・ロー」をカフェでいただきます。
日本のカステラの原型になったこのお菓子は中は半生。
長崎で修行したお菓子屋さんのご主人(ポルトガル人)が日本のカステラを
こちらで販売して大人気とのこと。


お部屋は2Kのレンタルルームを独り占め。キッチンもある。
200年前に建てられたポルトガルの古いアパートメントの6階。
床全体が既に傾斜しています。
こちらの一般の家みたいで、くつろげる空間。のんびりすごそう。


部屋の中はアズレージョという「蒼色」のポルトガル伝統のタイルがたくさん。

ちょっと部屋で休んでから、ぶらぶらと街を歩いて、夕飯へ。
ポルトガルの南東、山の多いアレンティージョ地方の郷土料理を出す専門のレストラン。

前菜のパンと玉子のスープと、
羊のシチュー=エンソパーダ・デ・ボレーゴ。
この地方はつましい郷土料理らしく、パンを浸して煮込んで食事の量を演出しているのが特徴。
びっくりするのはニンニクが生でざくざく使われていて辛いこと。
そしてたくさんのコリアンダー。すごく独特な感覚で、エスニックっぽさも。
ちょっと刺激に驚きつつも満腹。
慣れない味覚だがこれはこれで旅の良い思い出。
土地の赤ワインも質素でうまい。(何より安い)


少し雨の降る中、リスボンの夜景をカメラに収めながら宿に戻って今日はおしまい。



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