DaniKBB at NEARfest2006日記

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出発日6/22
(出発〜現地)
6/23
(プレデー)
6/24=本番日
(フェス1日目)
6/25
(フェス2日目)
6/26〜27
(現地〜帰国)


さてさて本番も終わって翌日。
今日はフェスを楽しむ日。

まずはちょうど良い朝食時間に起きた。Tsuboyさんはそのまま朝ご飯。他の二人は起きていないらしい。
僕は既にホテルの朝食に飽きてしまっていたのでお散歩。

ホテルのお向かいにある興味深い建物。どうも芸術系の学校なのか?


表にはこんなカワイイお馬さん。


ホテルの客室から見える駐車場には、こんなボンベを積んだ車がたくさん停まっていて、
Tsuboyさんは「アレはミサイル工場なんだ!テ○ド○に違いない!」とふざけていたが、
近づいてみたらいろんな気体のボンベでした。。。


橋にも風情がありますね。ディズニーランドのようです(笑・・・だからこっちが本家アメリカだって・・・)。

ちょっとしたら集合して、会場までぶらぶら歩きながら朝ご飯。
なんと日本にもあるSUBWAYに突撃。
そう、あの「英語がわからないとオーダーに最も苦労するファーストフード」です(笑)。
結局は指差したり、カタコトの英語で割と難なく購入。

日本では販売されていない、「イタリア・トスカーナ風のチーズなんとか(笑)」。
はっきり言いましょう!「イタリアのトスカーナで、こんな変にスパイシーな食い物はあるわけ無い!!!」
イタリア料理フェチの私は断言しますが、まあまあ美味しかったので良しとしましょう。。。

エー、ちなみに、、、、

現地では「その土地の変なもの試さなきゃ精神」が災いして、
「ラズベリー味の水。ノンカロリー」を買ってしまいましたが、
これが甘いわ変なラズベリー味で・・・うひゃひゃ。もう笑うしかない。。。

いやぁ、楽しい。こういうときこそ無難なメニューを頼まないのが旅のコツ(笑・自爆系)。
旅先で「和食〜」なんて言うのはどうかと。。。(現地での間違った和食の解釈を楽しむのは「アリ」です)



さて、会場ではソロアーティスト、Michael Manringをまずは観戦。

えー、同じベーシストとして、「テクニックよりも音の美しさを表現するベースソロ」というのを初体験。
と言うか、マネできませんよ、コレ。
ハーモニクスを中心にフレットレスベースを駆使しているのですが、
各弦のヘッドとブリッジ両側にヒップショットのようなチューニング可変のレバーが付いていて
自在に音程を変化させながら澄んだ和音を構築していく、、、、
これは通常の楽器では出来ない領域ですね。。。若干参考なる部分もありますがこれは別世界。。。


お昼ゴハンは会場前の、テントでやっているハンバーガー屋で買い食い。

アメリカンサイズ!のチーズバーガー。まあまあ美味い。

そういえば今春、メキシコBajaで体感しましたが、
「きちんと焼きたてで贅沢に作ったハンバーガーは美味い!」と言うこと。
日本のファーストフードのハンバーガーははっきり言ってサイズも美味しさも違ったものです。
(モスバーガーなどは和の路線を活かして美味しいメニューを開発しているとは思いますが)
日本では「シズラー」などのアメリカンなレストランで、
きちんとしたハンバーガーを頼むと、「なるほど、こりゃ一つのお皿に載る料理なのだ」と思うこともあります。
そういえば僕はまだ一度もちゃんと食事したことはないのだが「アンナミラーズ」はペンシルバニアルーツのお店。。。
美味しいハンバーガーが出てくるのだろうか(ウェイトレスの制服の印象ばかり話題になりますが。。。実は味も本格的かも)?


会場の中を散策してみると、「マクベス」を小ホールで公演したときの模型を発見。

うーん、前衛的。。。こういう感じの舞台を平気で上演できると言うことは、
この劇場が、芸術系の学部を持っている大学の施設であることを実感します。
良いですね、この雰囲気。
だからこそプログレフェスも開催できるのでしょう。

そうそう、ただし、この会場は周辺騒音との問題があるらしく、
会場内の音圧レベルに関して詳細な規定があるとのこと。
客席で110dBを超える音圧を計測した場合は、即刻コンサートを中止できるそうですが。。。
それってすごい厳しいレベルですね。ちょっとしたロック系のバンドならすぐに超えてしまう数値です。
うーむ、それもあってあまり楽器アンプの音量を上げないようにリハで言われたのか。。。納得。
ま、普通のバンドをPAすると110dBなんて・・・・(笑。一応オフレコ)


さてさて、そんなこんなしているウチに、事情によりちょっと持ってきた枚数の少なかったKBB 1st Lost & Foundは売切。


Tsuboy画伯の売切表示(笑)。

そのあとangeを観戦し(美味しいバンドでした。Tsuboy&高橋氏は相当お気に入り)、Niacinの出番。


10年近く前にデビュー当時のNiacinを東京のBlueNoteで見ましたが、さらに凄味を増した演奏。というか巧すぎ!
「プログレファン」にはあまり楽しくはない内容な気もしますが、楽器プレイヤーには
もう見ていて目の毒!と言うぐらいの演奏です。。。。すごすぎます。。。
こういうバンドは、出演者の美味しさを活かして、ちゃっかりとバックステージの至近距離から観戦。

で、ちなみにこの時に僕の真横で、Niacinのドラム、デニス・チェンバースの演奏を真剣な目で見ていたのは、
あのドリームシアターのDrum、マイク・ポートノイさん。
そう、昨日の、KBBメンバーと一緒に写真に写っているのは彼です。
笑顔の素敵なドラマーさんでした。

さて、Niacinも終わって、夕食にレッツゴー!
と思ったら、、、、

(左)雨じゃん〜!
(右)がびーん・・・・とあきれるみなさん


までもしょうがない、と歩いていける範囲でお店を探して、見つけたイタリアンレストランへ突入。


肉に飽きた私は Linguine alla Scampi(手長海老の平打ちパスタ)を注文。。。
出てきて、え〜と、、、、この海老ちゃんはGamberi(車海老)なんですけど・・・まあしょうがない。。。。
お味は、結構美味しい。(ただし、もちろんパスタのゆで加減は考慮範囲外(笑))

 追記・・・アメリカ在住の知人によりますと、オーダーの好みがいろいろなアメリカ人は多いので、
      パスタを固く茹でてくれ、と言えばそうしてもらえるようです。(アメリカ人の大半は柔らかいのが美味いと思っているらしい)
      ただし、そういってみたからちょうどよいゆで加減かどうかは微妙(笑)、とのこと・・・


で、量が多すぎます。おかしいです、アメリカ的イタリアン(笑)。
高橋氏の頼んだピザとかはそんなに生地も厚すぎず、ある程度は食べれたし、味はまあまあなのですが、
あまりの量の多さに、

Tsuboyさんもうつろな目になっていまいました。。。

そんなこんなでお腹は超一杯。。。で会場に戻り、

キース・エマーソンバンドを観戦。
ふむふむ。。。。。。うむ。
さすがはNEARfest2006のトリ、観客は盛り上がっていました。


で、さすがに昨日の疲れ全開の我ら、宿に戻って翌朝5時出発に備えて就寝、
と思いきや、どうも高橋氏と菅野氏は打ち上げパーティーに朝5時まで参加していたとか!タフだ!
貴重なミュージシャンといろいろ話せて有意義だったとのこと。ウチらは。。。。さすがに寝てしまいましたとさ・・・

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