Daniのinterpose+ at BajaProg2006日記

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出発日3/7
(出発〜現地)
3/8
(フェス1日目)
3/9
(フェス2日目)
3/10=本番日
(フェス3日目)
3/11
(フェス4日目)
3/12〜13
(現地〜帰国)


(この日の*印の写真はエルさん撮影によるものです)

さあさあ今日は本番日。
恒例の朝ご飯(笑)。



お皿の左下、インゲンみたいなのが茹でたサボテン。
右上がサボテンオムレツです。

朝食後、お昼のバンドをちょっとだけ見て、
のぶをさんがキーボードの音色を作る必要があるため、早めにシアター会場へ。

会場に着くと、NEKTARがリハをしていて、
しかも昨日までステージになかったピアノがある。

スタインウェイのC7。どうもEnglandが使うらしい。
このピアノのせいで、interpose+はステージ配置の変更を余儀なくされることに・・・。


これはモニター卓。今年はモニ卓もメイン卓も両方YAMAHA PM4000だった。
PM4000の電源をちらっとのぞくと・・・

げっ。電圧は131Vもある!(メキシコは公称120Vなのだが)
日本でも劇場は電圧降下を考えて105Vぐらいで給電しているところが多い。
なので多少高めの電圧なのは納得だが、さすがに100V機器をつないだら危険だろう。
田中さんのエフェクターはきちんとトランス入れて使わないと・・・。

*
会場はこんな様子。1000人規模の市民会館、という感じ。

*
楽屋を指定されたが、狭かったので勝手に広いところに変更しちゃいました。
で、すかさずバンド名を書いちゃって占領するワタシ(笑)。

*
NEKTARのギターさんはYAMAHAのギターを使っていて、
田中さんも同じYAMAHAの20年前のモデルを持っている、
ということでギター談義に花が咲いていた。

*
機材部屋にて、のぶを氏は音色を仕込む必要のあるTritonと格闘中。

*
実は困り顔のNEKTARのオルガン奏者さん。
というのも、昨日のチェックでは問題なかったハモンドB3+LESLIEだが、
接続するケーブルが良くないのか、LESLIEがやっぱり上手く動かないのだ。

なので、この時点でinterpose+でハモンドを使うのは危険と判断。
舞台監督のシーサーにお願いして、ホテル会場からKORG CX-3を取り寄せる事にした。

ハモンドは不調のままNEKTARのリハも終わり、とうとうinterpose+のリハ。
色々と機材をセットしたりしているウチに、届いていなかったKORG CX-3と、
なぜか今年はギターアンプJC-90がホテル会場から届く。指定のJC-120ではないけど問題ないだろう。

のぶをさんのキーボードセッティング
 左   Rhodes 73Key
 中央下 YAMAHA MOTIF8->持ち込みのMOTIF音源へMIDI接続
 中央上 KORG Triton
 右   KORG CX-3
それらをBEHRINGERのミキサーでまとめてPAへ。

*
田中さんは日本でがんばって音色を仕込んだBOSS GT-8に現地レンタルのJC-90。


*
僕はHartkeのアンプに

今年も電池だけで駆動可能なエフェクター2つ。
右はZoom B2。こちらでいわゆるエフェクトを掛けている。
左はKORG Ampworks Bass。これでベースアンプシミュレーションして、PAにはそれを客席に出してもらう。
(今回持参のIbanez SR-3005Eはプリアンプの特性か、直で送るとペラペラな音なのでこれが必要)
イザって言うときの交換用弦もスタンバイ。ベースだって切れる事があります。


カツさんのドラムセット。
DWの22"Kick-12"&14"&16"Tomにスネア2つ。
サブのスネアはロングリバーブを掛けてもらうため。
実はEnglandのセッティングに16"タムとサブスネアを足してちょちょいと調節しただけ。
なのでセッティングはすぐに終了。
シンバルも一昨年と違って使いやすそうなのが揃っていた。
なんと、カツさんの持ち込み機材はスティック類のみ!

*
FOHのPAエンジニアさんに、「サブスネアにはリバーブを掛けてくれ」と説明しに行くワタクシ。
英語が通じない人なので結局、ドラムの図を描いてサブスネアを指さし、
「リバーブ・パ〜〜〜ン!(笑)」と説明したらすぐ解ってくれた。

*
さて曲を演奏しながらリハーサル、という所だが

*
モニターエンジニアの顔が見えなくて不便なので
ピアノのフタを閉じている最中のワタクシ(笑)。

今年はサイドフィルモニターが上の写真のようにしっかりしていて、
ここから爆音で演奏が返ってきてたので、ステージのどこに行っても結構大丈夫だった。

というわけで1時間半ぐらい遅れて始まったリハーサルも、
ちゃんと予定の開場時刻18:00ぴったりに終了。
ゆったり流れる(というよりいいかげんな)メキシコ時間の中で、
ココだけはジャパニーズ時間(笑)。エッヘン!


本番前に楽屋で気持ちを盛り上げるメンバー。
みんなは本番のことをあれこれ考えているが、
やはりハイテンションなカツさんは一人で本番後のステージで並ぶ順番から話が始まり、
ついには4月の凱旋ライブまで気持ちが先走り中。

で、実は本番中の演奏部分で要打合せだった部分を、かっぽり忘れてたというオチが(笑)。

本番予定の19:00になってもやはり「メキシコ時間」なので、
(何の都合か判らないが)50分遅れて始まるという情報が入る。

なので、みんなだら〜っとしそうになっていたら19:30に突然「準備は出来てるか?始めてくれ」と。
う〜ん、全く謎のメキシコ時間!



さあ本番だ!
*
1000人近いほぼ満席の会場にバンドのテンションも上がりまくり!楽しい!

*あるがさん楽しそう
*こんな盛り上がってる田中さん見た事無い(笑)

*のぶをさんもハイテンション。
曲間ではルチャ・リブレ(メキシカンプロレス)みたいなポーズで、お客さんをアオりまくっているし。
*僕もステージで暴れまくり
*ハイテンションがさらに倍増のカツさん
*後半は着物に衣替え。ウケてました!

特にトラブルもなく、interpose+史上最長の75分ステージ。
今までのどんなライブよりもハイテンションで良い演奏だったと思います。
お客さんの反応もなかなか良くて、会場は盛り上がってました。

本番が終わったら速攻でCD即売会!
*
サインもたくさんしました。

ここでこんなお客さん。

・・・・(笑)。よく変な漢字のTシャツとか着てる外人さんを見ますが、
彼の場合は確信犯。驚くぐらい日本語が上手な人なので、ワザと着てると思われます。

*
次のバンドが始まってやっと、「お疲れさまでした〜〜〜!」ビールが旨いっ。

今年のご褒美
*盾。一昨年は木製だったが今年は石で出来ていた。重いっ!
*BajaProgワインももらった。(メキシコの赤ワイン。あっ、飲んでないよコレ。)

というわけでホテルに戻って、ライブのビデオ鑑賞をしながら打ち上げ。

自分たちの映像を見終わったなと思ったら、その直後に前日の映像が突然出てきてみんな????
・・・・実は金属恵比須さんを録画した上に上書きしてしまったカツさん、真夜中に意気消沈してました。
明日土下座して謝るそうです。

明け方まで飲んで就寝。ヘロヘロです。

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