DaniKBB at NEARfest2006日記

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出発日6/22
(出発〜現地)
6/23
(プレデー)
6/24=本番日
(フェス1日目)
6/25
(フェス2日目)
6/26〜27
(現地〜帰国)


朝食の集合は9時、ということで8時に目覚ましを掛けたのだけど、
時差のせいで6時半にパックリと起きてしまった。4時間半しか寝ていないけど妙に元気。

なので朝風呂をさっと浴びて、集合時間まで1時間ほどホテル周りを一人でお散歩。

アメリカ西海岸は近代的建築で、日本とそんなに風景が変わらないのに対し、

Bethlehemを含むこの辺りの街はアメリカ東部でも比較的入植が早かったらしく、
歴史のある町並みでヨーロッパ的な建物が非常に多い。

なので街並みがとってもキレイで、どの建物を見てもすごく風情がある。

これで電線がなければもっと良いのになあ。。。


すぐ裏に教会発見。ちょっと遠くを見るとそれっぽい屋根がアチコチ見える。
歩いていける範囲だけでも5つぐらいはあるみたいだ。


Wendy'sもあるけど、そんなに違和感なく融け込んでいる。

京都にあるマクドナルドも、街の景観を壊さないようにあの真っ赤な色ではなくて
茶色い看板になっているよね・・・
でもこれはもともとこういう作りなのかな?


コンビニを発見したのでついでにちょっとお買い物。

店内は結構広い。日本のコンビニを4倍ぐらいにしたスペース。
薬局とくっついている。

ここでは、恒例の(笑)、うがい用塩と、そろそろ在庫が切れかかっていたメラトニンを購入。
あと今回のライブにちなんでナイアシンも買ってみた(笑)。

そうそう、ホテルには小さな瓶でシャンプーとリンスが置いてあったんだけど、
これが「えっっ?」って言うぐらい泡立たないのだ。
なのでリンスinシャンプーも1本購入。でっかい瓶でしか売っていないのでメチャクチャ余ってしまうが
まあしょうがない。

コンビニで会計をして、もうちょっと歩くと食料品のスーパー発見。

だけど朝食まで時間がなかったので、中をさっと一周して出てきてしまった。
そのため写真も撮れず、残念ながら今回のアメリカ食料品スーパーレポートはなし。。。
ほんの一瞬で思ったのは、
 ・日本よりもかなりパッケージがカラフル。というか毒々しい。
 ・野菜の状態が汚い。でも日本は過剰に綺麗すぎると思う。
  形などは不揃いで良いのではないだろうか。
 ・予想通り肉とかの単位がデカイ、安い。
 ・冷凍食品コーナーが異様に充実している。
という感じでしょうか。

さあさあ、朝食です!
とはいってもアメリカンスタイルなので寂しい感じ〜〜。
基本的にベーグルとマフィン、あとはシリアル。マフィンと少々の果物、ヨーグルトと飲み物があるだけ。

というわけでベーグルを選択。具はこのハンバーグと卵焼きしかない。

  追記→このハンバーグらしき食べ物は「ソーセージ」らしい。たしかにそうかも・・・

いつも通り日本人には甘すぎるヨーグルト、飲み物の中でもっとも冒険度の高いクランベリージュース(笑)。
そうそう、こっちに来る前、「フィラデルフィアだからやっぱりチーズでしょ!」と冗談を言っていたが
本当にあのフィラデルフィアチーズがいっぱいありました。これをベーグルに塗るわけです。

お味は期待していたとおり。そんなに大味でもないけどね。
これ一個でも、結構大きめのベーグルなので結構満足。

ところが、KBBメンバー1の燃費の悪さを誇る高橋さんは、まずマフィンを平らげた後に、

大きなベーグルをバクバクと幸せそうに食べ、「それでも足りない〜」と、

シリアルをむしゃむしゃ。。。。朝から容赦ありませんね。

さてさて、今日は夕方から物販ブースの設営と、
夜はNEARfestのプレデーでトニーレヴィンバンドとハットフィールドの日。
なのでお昼までは余裕がある、というか今回の日程で唯一観光が出来るのはこの数時間だけ!

観光に行くぞ〜!!

昨日の夜に連れて行ってもらった、
Bethlehemのメインストリート(といっても300mぐらい)にレッツゴー!

ここからはタダの観光写真コーナーです。
Bethelehemの綺麗な町並みをご堪能下さい。

   

   

 

 

 

 

 

 

さてさて、ほんの1時間半ばかりの観光を終えて、お昼ゴハン。
昨晩も来たBrewWorksにて、今日こそチャレンジ!と思っていたビール6種サンプルセットを注文(8.50$)!
 
薄いラガータイプから、ランビック系の酸味のあるもの、エールやスタウトタイプまで色々と楽しめる!
食べ物は色々バリエーションをつけたつもりだったのにまたも油っこい(笑)。しかもすごい量。
昨日に無かったメニューは、パスタとサラダ、ナチョス。
どれもそこそこ美味しい。(ただしパスタの茹で具合はアメリカでは気にしてはいけない(笑))
食べきれなかったので、スチロールの容器をくれて「お持ち帰り」と相成りました。

お昼ゴハンも終わって今度は会場へ。。。。

行く途中でカッコイイ工場が見える。

interpose+のジャケット。。。。ではありません。
既に閉鎖された鉄工所の名残らしい。

会場では増田さんの知り合いという、ジョーとダンが物販ブースを手伝ってくれるらしい。
なんと、彼らの乗ってきた車のナンバーは、

Prog-Rock1。うひゃ〜!

ちなみにそのお二人は、速攻でTsuboyさんが「ジョーダンズ」と命名。
おかげで、どっちの人がジョーなのかダンなのか、いつまでも覚えられないという副作用が。。。

 さて、会場の物販ブースの設営だ!


ペタペタペタ。

仲良くケースへの組み込み作業。
みんななぜか結構手慣れている。

16時になって会場も客入れ開始。
なのでステージの様子を見に行くと、

トニーレビンさんリハーサル中。
実物は・・・デカイっ!

さて、PAシステムを見てみると、

FOH卓はMIDASのHeritage3000-48。
アウトボードはSPXなどに加えて、EVENTIDE H3000Sや、SUMMIT AUDIOの真空管コンプなどもあった。


モニ卓はサンクラの500シリーズモニターバージョン。
スピーカーはEAWで、メインは3/3+Infill。足りないんじゃ?と思ったが、
騒音問題の都合でホール内とはいえ最大のデシベル値が決まっているらしく、
あまり爆音は出せないとのこと。そういうことなら3/3で十分だろう。

ステージ周りをウロウロしていると、

レスリースピーカーのコネクタがアンフェノールの新しめの物に改造されているのを発見。
今年のBajaProgではこのコネクタ不良でさんざんトラブって、interpose+はあきらめて
KORG CX-3を使うという事になったりしたので、これを見て一安心。

ところがRhodesが、各鍵盤のばらつきがヒドイ、と言うことで高橋さんが
弾き心地を試しながら、ドライバーでアチコチの螺子を回して調整。
さすが、本物Rhodesを所有している高橋さん。
NEARfestのスタッフも、「どうやったら直るんだ?」とあたふたしていたのに
ちゃきちゃきと直す日本人を見て感心していた。

そのうち、「モニターミキサーが調子悪いんだ。直せるか?」と行ってくる始末。
サンクラの500だろ・・・・きっとアサインのスイッチ系の接点不良だなぁ。と思いながらも
さすがにトニーレビンバンドのリハ中に面倒見るのはイヤだな、と思って放置する。

ここでいったん宿へ楽器を取りに行くことに。

背後霊遊び(笑)。


ちなみに今回の会場はこういう建物。
とても綺麗な建物で、Lehigh大学の芸術センターという事だと思う。
1200人規模の大ホールと、200人規模の小ホールがあり、
上の方の階には芸術系の図書館や各種研究室など色々な施設が入っている。
 
大ホール(左)

小ホール(右)ではPro|Tools HDで、ライブレコーディングのシステムが組まれていた。
希望するバンドは数百ドル払うと音を持って帰れる。ビデオの撮影もされていて、これらの素材を買って帰れば
NEARfestのライブDVDとかが作れるわけだ。

さて、KBBは翌日のトップバッターなので、
今夜、楽器のセットアップだけする予定。

まずはトニーレヴィンバンドを観戦して(とても良かった!)、
ハットフィールド&ノースの最中にバックヤードでセッティングするという事だったが
ハットフィールドと若干機材がかぶっているので結局彼らの演奏終了を待つことに。
その間にとりあえずある機材をつなぎ、楽器を鳴らしてウォーミングアップ。
*Photo by Christine
待ち時間が長くておかしくなっている・・・

というか、こういう待ち方をすると(演奏の内容はともかく)「ハットフィールド早く終わんないかな〜」という気分に。。。
既に僕は3月にメキシコで彼らのステージは見てしまったのでさらに長く感じてしまった。
スマン>リチャード(笑)。

って、ハットフィールド終わったらもう24時過ぎてるやんけ〜。
時差ぼけもあるし眠いのよ〜、というわけで楽器セッティング開始。
 
菅野セットとTsuboyエフェクト。今回のための新兵器Zoom G7.1u。アンプはフェス側の用意してくれたJC-120。


Daniセット。相変わらず電池で動くので電源の心配なし。アンプはAmpeg SVT4Pro+810E。


高橋セット。Rhodes Mark2(後期バージョン)の上にKAWAI K5000(MIDIマスターとして)→持込のNovation NOVA(MIDI音源)、
Roland A-90EX(ピアノ音源専用)、HAMMOND B3+Leslie122、Moog Voyager。
全てコンディション良し!

とりあえず台に乗せてつないだところで、音出しも全くできずに退散。
音響・照明スタッフも、「初日が終わった〜!早く帰って寝ようぜ!」というモードで電源も来ていないし。
まあ、気持ちはよくわかるのでチェックは明日にして僕らもホテルへ。


ホテルに着いたら、増田さんが買ってくれていたピザと、お昼のBrewWorksで残った油物(笑)をつまみに、
ガロンで買ってきたNEARfestビールを堪能しながら本番の打合せ。
なんか昔話が盛り上がったりしてあまり翌日の本番と関係ない気もするが、
飲み過ぎもせずリラックスできたのでOKでしょう。

2時過ぎにみんな就寝。明日は9時サウンドチェックなので実質4〜5時間しか寝れないね。

ライブ前日は寝付けないこともあるのだが、時差でヘロヘロだと言うこともあり速攻で眠りに落ちる。。。

おやすみなさい〜。

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