Daniのinterpose+ at BajaProg2006日記

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出発日3/7
(出発〜現地)
3/8
(フェス1日目)
3/9
(フェス2日目)
3/10=本番日
(フェス3日目)
3/11
(フェス4日目)
3/12〜13
(現地〜帰国)


とうとうフェスも最終日。
昨日は明け方まで飲んでいたのでさすがに朝食は辞退する人も。。。

僕は食べますよー!

4日目もあまり代わり映えのないメニュー。
右の「ヌチョッ」とした風に見えるのは豚皮の煮物。
「ニカニカ」と噛んでみると、結構美味しかった。

朝食後は部屋に戻ってしばし休憩。
そうそう、自宅のメラトニン(体内時差調整薬。日本では未認可ですが
アメリカではサプリ扱い。スーパーで普通に売っている)の在庫が切れたので
昨日買ってきたのを思い出した。

メキシコではBenedormという商品名なので薬売り場で探すのに苦労した。
店員さんに聞いたら出てきた。時間が不規則な仕事の時には助かります。


今日は雨が降ったりやんだりなので、ホテル会場の1バンド目、
イタリアのOdessaはホテル内の宴会場にて演奏している。
テクニカルなプログレハードロック。ハイトーンボイスのVocalが何となくオペラ調なのはいかにもイタリア。

で、アンコールがかかるとDeepPurpleを始め有名な
ハードロックのカヴァーをたくさん演奏していた(メチャクチャ上手い)。
外で聴いていた僕たちは(なぜココで?と)苦笑していたが、お客さんにはとてもウケていた様子。

演奏を遠目に聴きながら、遅めのお昼ゴハン。もちろんビール付き。

1つ1$、写真は2つ分。結構お腹がふくれます。

ビールはスーパーで買ったテカテ(Tecate)ビール。
会場で売っていたビールはメヒカリ(Mexicali)ビールも含めほぼ全て、さっぱりタイプでしたが、
海岸沿いの隣町銘柄ティファナ(Tijuana)ビールは2種類あって、
片方はダークタイプでした。濃いビールは大好きです。

全てご近所のご当地ビールなんですね。

そうしてると、Fernandoが今日も会いに来てくれて、
なんとおみやげをたくさんくれました!

・メキシコの民族音楽「マリアッチ(MARIACHI)」のCD
・メキシコで流行っている音楽のCD
・高級テキーラ(サウザ社100%アガベクラスの物!しかも日本では手に入らない限定品みたい)
・テキーラのショットグラス5つ
・メキシコの典型的なカードゲーム(カードを配って出していき16駒全部揃えた人が勝ち->テキーラを飲める)

と言うわけで、KBBのメンバーと一緒にマリアッチCDをかけて
カードゲームをしながらテキーラを飲んで下さい、というセットです。
(Fernandoがそうして下さい、と渡してくれたのです)
というわけで今度テキーラを飲みましょう>KBBメンバー

そして、KBBの"Crazy Beer Drummer"菅野Shiroさんが、
お願いしていたKickDrumに貼るステッカーも作ってくれました!
フェルナンドが以前勤めていたメヒカリビールのステッカーです。
(これは今度菅野さんのドラムに貼ったら写真を載せます。)

interpose+の本番日には、足りなくなったminiDVのテープを探してきてくれたり、
本当にお世話になったフェルナンド。
今度日本に遊びに来ると言ってました。実現すると嬉しいですね。

さて、ロビーにはホテルからの帰りのバススケジュールが貼り出されました。

夜中の3時出発だそうです。ひえ〜。

この下の方に、「1時間前にロビー集合」と書いてあります。
日本では1時間前に集合なんてあり得ないですよね(笑)。
メキシコ的時間感覚ではいろんな物事が遅れるのは当たり前なので、
「どうしても時間通りにしないとマズイ場合」は1時間前というすごい指示が出る模様です。

この後はまたシアター会場へ。

雨上がりのメヒカリ道路。


大勢が集まるイベントですから、
会場では毎日、万が一の為に救急車がスタンバイしています。


シアター前のタコス&ハンバーガー屋さん。
タコスは1$30セントとホテル会場よりちょっと高い。でもこっちの方が美味しかった。

ハンバーガーは3$ぐらい(ポテト付)。大きなサイズのパンとハンバーグを、
鉄板でジュージュー焼いて、マスタードを塗って、ナチョチーズをたっぷり掛けて、
しかも焼きたてベーコンとトマトやレタスを挟んでくれる。
その辺のチェーン店では味わえない、手作りの美味しいハンバーガーでした。

シアター内にあったメヒカリビールの垂れ幕(1923年というのはビール会社の創業年)

Fernandoが教えてくれたのですが、
この写真(すごい古い写真ですが)は隣のティファナの街で、
左側に写っているのは「ホテル・シーザー」。
そして、このホテルこそが、あの「シーザースサラダ」発祥の地なんだそうです!
メキシコ人でも知っている人は少ないとの事。

「シーザースサラダは日本でも有名で、どこでも食べれるよ」と言ったら逆にFernandoが驚いていました。


最終日はMarillion Acoustic Trioでアンコールもかかり、結構な盛り上がり。
そしてその前の物販タイムでinterpose+のCDが売り切れる。
欲しいと行ってくれるお客さんがいるのに、売る物がないというのは辛い事です。
(バンドにとって売り切れはちっとも嬉しくない事実。)
来年はレーベル担当者に改善をお願いしましょう・・・。


フェスの大トリS.B.B.。
強者同士、インプロを強く織り交ぜた演奏は大変勉強になりました。

これにてBajaProg2006も閉幕。

なんと、今年で10周年だそうです。
たった10年という短い期間で、小さなイベントから世界一のフェスに成長させた、
主催者アルフォンソの功績をたたえて、記念品が贈られてました。

10年間で出演したのは、なんと22ヶ国133バンド!

さて、ホテルに帰ってバスの時間までに出発の準備です。

・・・・ってここでトラブルが!
タクシーに乗ったら、運転手はホテルへの道がわからない様子。
無線で「アライザホテルってどこ?」(のぶをさんが聞きとった)とか聞いています。

大丈夫なのかな?と思っていたら、
すごいスピードでどう考えても違う方向にブンブンと走っていきます。
そして何度か同じ所を通ったり、街から外れて行きそうになったり。。。

夜のメヒカリはちょっと怖い・・・

5分で着くはずなのに、20分以上走ったところでさすがに怖くなって、
失礼と思いながらも簡単な地図を書いて渡したら、その2分後に到着しました。
地図を渡した時にはもう解っていたのかたまたま近くまで来ていたのかは不明ですが・・・

毎回タクシーには乗るときには
 「いくら?」「5ドル」と言う事で、
降りるときにチップ+1$で6$払っていたのですが
さすがに
「おまえにチップなんかやらんわ!」と5$渡して下車。

ちなみに先に別のタクシーですんなり帰ったメンバーには
「どこかで夜食でも食ってんじゃないの?ずるいな〜」と思われていたらしい(笑)。


そんなこんなで、宿に戻ったら1時間ほどで出発です・・・。

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