Daniの2009ヨーロッパツアー日記 KBB&interpose+

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出発前
4/23 日本出発〜マドリッド到着

4/24 マドリッドMAM観戦
4/25 マドリッドMAM-interpose+出演
4/26 マドリッド観光
4/27 マドリッド→リスボン移動日
4/28 リスボン滞在
4/29 リスボン→ポルト移動日
4/30 ポルト観光->Gouveia移動
5/1  Gouveia GAR-1日目観戦
5/2  ポルトガル・GAR-KBB出演
5/3  ポルトガル・壷井氏ソロ出演
5/4  ポルトガル→チェコ移動日
5/5  プラハ-KBBライブ
5/6  ブルノ-KBBライブ
5/7  チェコ出発→日本へ-----ThisPage
5/8  日本帰着予定



今日はとうとう日本へ帰る日です。
ただしフライトは夕方。15:00の、空港行きホテル出発までは観光タイム!
というわけで、僕は朝7時起きで観光〜(笑)。ま、ほとんど寝てませんが飛行機で寝ようっと。

まずは市街の地下鉄を乗り継いで、プラハ城のふもと、
ミクラーシュ教会(市庁舎広場の同名とは別)へ。

ここのパイプオルガンはモーツァルトが演奏したことで有名だそう。

しばらく眺めたらプラハ城へ。

プラハ城のヴィーナ大聖堂。
今まで、イタリア・スペイン・ポルトガル・チェコと、たぶん100箇所ぐらい、
大小の教会を見てきましたが、ここはかなりの規模で、何よりも
ステンドグラスの緻密さが群を抜いてると思います。

このようなステンドグラスが10面以上。すごい!

そして、今回大活躍したのはiPhoneのGoogleマップ。
宿などWifiがつながるところで、今日行きそうな所をぐりぐりとキャッシュしておくと、
後はWifiがつながらなくても、

このようにGPSで現在位置を表示できます。
今ちょうどプラハ城の内部ですね。
まだこの辺は良いですけど、プラハの市庁舎近辺とか、道が斜めでややこしいところとかは
すぐに東西南北を見失って迷いやすいので便利。

行きたい名所をこのように登録しておくとさらにGood。
Googleマップのマイマップで場所を登録して、Google Earthで表示(=kmlファイルを作成)。
そして、それをどこかのサーバーに載せて、URLをアドレスブックの「国」に入れるという裏技で出来ます。

さて、内部のいくつかの教会とかを見た後、
城の商店街、「黄金の小道」の2階には鎧や槍などの展示が。

ディズニーランドみたいですが、全部実物です(笑)。
この通路の奧にはボウガンの射撃場があって、250円ぐらいで5本矢が打てます。
やりたかったんだけど、時間が無くて断念。
人生でボウガン射撃経験なんてまず無いだろうに。。。もしもまた行く機会があったらやろうっと。

さて、出口近くにはおもちゃの博物館があります。
古いブリキのおもちゃから、いまは特別展でバービー人形だらけだったのですが、
こんなおもちゃが。。。。

リアルすぎる肉屋のおもちゃ。。。。


拘束強制労働テディーベア(笑)。
シュールだ。。。。

このお城、結構面白いです。
なんかちょっと遊園地っぽい展示なんですけど、全てが本物なので、
嘘くささはない。アチコチの展示に入るのにちょっとずつ入場料をとられるけど。。。

このあとモルダウ川に掛かる有名なカレル橋(今は半分ぐらい工事中でちょっと風情がない)を渡り、
集合より1時間早めに宿のある駅へ。
観光市街地よりも、この地元の街の方が美味しいごはんに安くありつけるかも、と。

宿近辺のレストランで、ターキーのボヘミア風ブルーチーズソース。
ビールと合わせて1000円弱。
ちょっと味濃いけど美味い。リーキ(まあ長ネギと思えばよい)と松の実が入っています
なぜか松の実がデカイ!カシューナッツぐらいある(笑)。

付け合わせは、「アメリカンポテトかクロケットだけど、どっち?」と言われたので
クロケットにしたら、こんな感じ。美味しいんだけど、結局イモじゃん〜〜〜
キライじゃないけど、、、またイモ〜〜〜〜!イモ〜〜〜!(笑)

一人でまったりと食事して、宿に戻ると空港への出発時間。

おみやげ類などを、重量を心配しながらスーツケースと手持ちカバンに分散して、出発!

空港のチェックインではメンバーみんな、20kgの制限を超えてないかドキドキ。
っていうかみんな22kg台。ゆるめの係員でヨカッタ。
何も言わずに通してくれました。

僕はチェコに来るときは19.8Kgで超ギリギリでしたが、電池や使用済みの弦とかいろんなものを
捨てたせいか、なんと18Kg台。おおお〜。減った(笑)。なんか大きな忘れ物してないだろうか??


フランクフルトへはルフトハンザ便。

チェコの空港は、ウワサには聞いていましたが飲食店の物価が異常に高いです。おかしい!
生ビール一杯の値段が800円〜900円。
市街での値段が150円〜200円だから、4倍以上!
ポルトガルの空港とかは一杯200円ぐらいだったから、やはり高く感じます。

まだ、売店で売っている缶ビールは49クローネ(250円)なので、市価の倍程度で許せます。
海外の空港では、日本と違ってなんとなくパブリックエリアでの飲酒って
微妙なので、普段はやらないのですが、缶ビールを買って喉を潤すと、
(おつりの1クローネがレジに無いと言うことで、1クローネ寄付した)

おおおー、財布が空に!!!
現地通貨を使い切るのって結構難しいけど、珍しく成功!
海外は7回目にての初記録。。。チェコはまた来るか謎だし。
もちろんユーロは次回のために残りまくりですが。

さて、まもなく搭乗。

さすがにお疲れの菅野さんとまだ余力のありそうな壷井さん。

僕以外のKBBチームは、今日はおみやげを買うのに必死で結局プラハ市街でも
教会とか観光スポットに入れなかったらしい。それはちょっと残念。
その分凱旋ライブのおみやげは期待できるかな?
しかも、お昼ご飯も食べられなくて、この時点でお腹空きまくりらしい。。。

高橋氏はこの搭乗数分前の段階で、チェコクローネを使い切るべく、空港で奔走中!

離陸すると、チェコは菜の花栽培のまっただ中。

景色が緑と黄色のジグソーパズル状態!キレイ。晴れてればもっとキレイなのになぁ。。。


機内では軽食、というかチーズのみ挟まったサンドイッチとチョコバー。うむー。
あ、でも昼ゴハン食べれなかったKBBメンバーには救いの一食でしょう。

たった45分のフライトであっという間にフランクフルト到着。
フランクフルト空港はとっても巨大。

まるでタイムトンネル(壷井氏命名)の様な通路を通ってターミナルを移動します。
この通路を発見するのにはエレベーターを見逃してはいけなくて、
しかもそのエレベーターは唐突に出てくるので結構注意力が必要。

ここでは、日本への乗り継ぎの前に、EUからの出国審査がありました。
まあパスポート見せて、「どんぐらい居たの?」「二週間だよ」ぐらいの会話でしたが。


免税店でウンダーベルグ購入。購入動機は、「安かったから(笑)」。
別におみやげというわけじゃなくて、だって1ダース入って千円以下!さすが本国。
日本で買うとその2.5倍ですから、単純に安いという理由で買っちゃいました。
しかも今年モデルの缶入り〜!(ウンダーベルグはグッズがコレクターズアイテムになっている)
もう、あと飛行機乗るだけだしね。(荷物減らしが超重要問題の僕は、滅多におみやげ買わないのですが。)

マルケス・デ・カセレスのグランリゼルヴァが19Euroって言うのも魅力的でしたが重そうなので断念。
(スペインの超有名ワイン。日本で買うと5千円近くするです。)

さて、帰りはルフトハンザで押さえてるけど、実際は共同運行のANA便。
なんかもうロビーが9割日本人のおじちゃんおばちゃんで、
この時点で。。。。あ、「ココ日本」(笑)

写真のロビーがガラガラなのは9割の日本人が搭乗した後、のんびり乗る僕と高橋氏だから。
壷井さんは、ヴァイオリンを荷物入れに入れる関係上、必然的に列に早く並ばないといけません。

なんだか、、、ここでしばらくぶりに日本人の集団を見ると、
搭乗するときもなんかワサワサ列に並んで、「ああ日本人」
機内に入ってもなんかワサワサしてて「ああ日本人」
この雰囲気は面白い。

ゴールデンウィークで、旅慣れない観光客が多かったせいかもですが、
変に日本人ぽいところが強調されていて不思議な気分でした。
スペインの格安航空とは対極の雰囲気。


離陸すると間もなく夕焼け。地球の自転に逆らって飛んでいくので、あっという間に夜になり、
そしてあっという間に朝になります。

機内のサービスはさすが日本の航空会社。
飲み物はすかさず、「おかわりはいかが?」とかだし、
なんかサービスが良すぎて気持ち悪い(笑)

KBBメンバーの行きの便は、フランクフルトまでANAで、そのあとルフトハンザだったそう。
機内食のあまりの落差にルフトハンザの機内食がまずく感じたそうですが、

確かにANAの機内食は美味しい。
和洋の中から洋を選択しましたが、こんな機内食でも繊細な部分を残しておりさすがですね。
デザートとかが過剰じゃないのがさらに好印象。
(残すことが悪徳な日本人にはこの、足りないぐらいがちょうど良い)
日本路線の機内食は足りないぐらいで出して、もっと食べたい人には追加でサンドイッチとか用意する、
と言うスタイルが良いのかも。
→去年のエールフランスはそんな感じ。後部のギャレーにサンドイッチとかいろいろあった。

食後しばらくするとロシア上空。
普段飛行機で寝るのは苦手だが、観光のために早起きしていた僕はさすがに眠りに落ちる。
この間に、日付が時差と共に変わっていきます。
==========本日の観光写真コーナー==========


街中の普通の家の扉。でも細工が美しい。


人形細工が有名なチェコ。人形屋さんの店頭にて。


プラハ城の入り口で楽団が演奏中。楽しそう。
昔ストリートライブを何度かやっていた僕は、まずは小銭を投げ銭して、
写真を撮らせてもらいます。


ヴィート大聖堂のステンドグラス。この緻密さは、今まで見たヨーロッパの教会ではトップクラス。


大聖堂の外観。
到着してから、ずっと天気が悪くて「チェコの暗い雰囲気」を増長していましたが、
やっと最終日の午後になって少し晴れ間を見せてくれました。嬉しい瞬間。


城内部のレストランの子豚さん。


「黄金の小道」2階の兵器博物館の盾。全て、レプリカではなくて、きっと本物。


城の地下牢には、当時の拷問具や拘束具の展示が。
たぶんドクロも本物かと。
ブルノのカプチン会修道院(骸骨寺)は今回見に行けなかったなぁ。 


城には専用のぶどう畑が。
ワインも作っているのでしょう。
ぶどう栽培に適した斜面をきちんと整備して栽培しています。


プラハ地下鉄の中で新しいC線は各駅の構造がみんな現代アート建築。
カレル橋近くの駅はホームがこんな壁になっています。




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